Higuchi S, Matsushita S, Maesato H et al. Japan: alcohol today. Addiction 102: 1849-1862, 2007. 
愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
今週は、お酒の健康との関係を書いています。
さて、お酒は百薬の長といいます。適量飲めば(アルコール換算で20gぐらい)、死亡率が下がる といわれています。
では、生活習慣病といわれる疾患について見てみましょう。
上の図では・・・
高血圧・脳出血、高脂血症(中性脂肪)は、飲酒量と健康リスクは正比例の関係にあります。。(a)
つまり、飲めば飲むほどリスクが上がるという結果になります。
肝硬変の場合は、飲酒量が低いうちは、リスクが少なく、飲酒量がある一定のところまでくると急激にリスクが高くなります。(b)
虚血性心疾患や、脳こうそく、糖尿病(2型)の場合は、Jカーブを示し、適量の飲酒が健康リスクを下げると示唆しています。(C)
昨日ご紹介した死亡率では、Jカーブでしたが、カーブが見られるのは、総死亡と幾つかの疾患に限られているのがわかります。
少量の飲酒で総死亡のリスクが下がっているのは、虚血性心疾患の効果が大きく反映されていると考えられているそうです。
また、このような疾患でもJカーブ関係が認められるのは、先進国の中年男女とされています。若年者の死亡については、ほぼ直線関係になるという研究結果もあります。
ご自分が心配している病気に対して、どうしたらいいのかを知るのに参考になりますね。
参考)
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-001.html
この記事の著者
健康企業推進サポート シャイニング・ライフ 代表
水越 真代
保健師、看護師、労働衛生コンサルタント、精神保健福祉士、キャリアコンサルタント、健康経営エキスパートアドバイザー 産業カウンセラー 、睡眠健康指導士上級、ヘルスファシリテーター、一般社団法人日本開業保健師協会 理事。健康相談から健康イベン卜まで、大学との調整をしながら企画運営を行うモデル事業を実施。